草原の微風

草原の 風は
幻想の 中へ
耳を 澄まして 聞こう
君の 歌う声を
息を 止めて 黙ると
確かに 声がした
探すのは もう やめよう
君は 足音を
残して 行くのだから

大空の 雲は
幻想の 枕
まぶた 閉じた 時だけ
君を 見つけられる
手を 伸ばして 触れると
確かに そこにいた
探すのは もう やめよう
君は 温もりを
残して 行くのだから

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