「👧 童 謡」カテゴリーアーカイブ

ナイトパーク

それは 白馬に乗った 王子様
満月 向かって 放つ矢が
夜空のガラスフィルム 粉々に
まるで ダイヤモンドダストが
降り注ぐ メリーゴーランド
ナイトパークは ファンタジー
これは夢だと 言っても 信じない

そこに 悲鳴を上げた プリンセス
星空 向かって かざす剣
吠える狼男に 突き刺した
まるで 映画のアドベンチャー
走り出す ジェットコースター
ナイトパークは スペクタル
これは夢だと 言ってよ 信じない

道を駆けてく 枯葉
追いかけていく キミは
秋を探してるのさ
少し冷たい風が
手の甲に 触れたなら
顔を上げてごらん
並木通りは 秋のトンネル

道でダンスの 枯葉
ステップ刻む キミを
秋が招いてるのさ
少し吐き出す息が
手のひらに 触れたなら
振り返ってごらん
並木通りは 秋のステージ

星形の星

星形の 星は どの星か
夜空に そんな 星はない
星形の 星を 探しても
ちっちゃな イチゴの 粒のよう
星形は なんで 星なのか
ぼくには さっぱり わからない
星形 なんて 星じゃない
そんな 形も いい形

真ん丸の 今夜 どんな月
夜空に まるい 月がある
真ん丸の 月を 見ていると
でっかい スイカが 浮かぶよう
三日月は なんで 欠けたのか
ぼくには さっぱり わからない
満月 三日月 半月と
どんな 月も いい月さ

ページをめくる妖精

机の上に 開いた本
あいた窓の 外から
風の 妖精たちが
ページをめくりに やってくる
文字の上の 舞台で
妖精たちが 演じる
ヒーロー ヒロインは
愛と勇気の ロマンあふれる
真昼の 冒険物語

インクの匂い ノスタルジー
あいた窓の 部屋から
風の 妖精たちが
ページを戻して 帰ってく
文字の横に 足跡
妖精たちが 演じた
ヒーロー ヒロインは
夢と希望の ファンタジックな
真昼の 冒険物語

午前零時の物語

カボチャの馬車に 乗って
ドラキュラ伯爵が やって来た
ガラスの靴を 差し出して
オオカミ男に 履かすけど
それは私の 靴じゃない
やっぱり 履けない オオカミ男
私が履いて お城に駆け出すの
ダンスのお相手 サンタクロース
楽しい時間は 短くて
午前零時の 鐘が鳴る

ガラスの靴を 脱いで
七人の小人と 駆け出した
真っ赤なリンゴ 差し出して
無理やり私に 渡すけど
白雪姫の ものじゃない
やっぱり かじった 白雪姫に
長靴履いた 猫がとび出すと
後ろの正面 白馬の王子
愛しいあなたは シンデレラ
午前零時の 物語

南の妖精

南の風に 歩幅合わせて
駆けてく君を 見つけたら
ぼくらは 大地と空の間まで
追いかけてくのさ
走れ 走れ 情熱 持って
ハラハラ ドキドキ 冒険に
お宝探しに さあ 出発だ

南の月の 歌に合わせて
舞ってる君を 見つけたら
ぼくらは ビーチに浮かぶ船に乗り 
沖に出てくのさ
行くぞ 行くぞ 情熱持って
ハラハラ ドキドキ 冒険に
真夏の幻 そう 夢の島

夢星座

夜空を駆け巡る 星座を
追いかけた 日々は
たくさん夢が 溢れてた
ひしゃくで すくった
みずがめ座の 水を飲むと
勇気が 湧いてくる
その時 僕は オリオン座の
星に なれる気がしてたのさ


危険が迫りくる おとめ座
守りたい しし座 
体を張って 飛び出した 
いて座の 放った
矢の行方に 息をのむと
わし座が 掴んでる
その時 君は はくちょう座の
星に 祈りを捧げたのさ

星空

星を 数え始めた日から
随分 出会いがあったけど
ホウキに 乗ってやって来た
今日の キミとの出会いは
とても 眩しいよ
ボクの願い事? それは
全ての星に 出会うことさ
きっと かなう気がするのは
三日月の ウインクのせいかもね


星を 隠す曇り空の日は
少しの 別れはあるものさ
織姫 だって彦星と
明日の 二人の出会いは
とても 眩しいよ  
僕の願い事? それは
二人が 一緒にいることさ
きっと かなう気がするのは
ふたご座の 鼻歌のせいかもね

わかってる

いったい この世は どうして
こうなり どうするの
さっぱり 私は なんだか
夢見る リンゴの木
わかってくれるか わからないから
わかってくれると 信じてみて いいかもね


いっつも 地球は どうして
まるくて 回ってる
やっぱり 私は なんだか 
微笑み 涙する
わかってくれるか わからないから
わかってくれると 信じてみて いいかもね

夏の冒険

カーテンの裾を ひるがえして
そよ風が 君を誘いに来る
窓の外から 青いチョウが
君の鼻の頭に 止まったら
あの 呪文を唱えるのさ

さあ 冒険に飛び出そう
白い雲の上 輝くビーチ
エメラルドの 海に浮かぶ
夢の島を 目指せ


黒いマントを ひるがえして
雨雲が 君に襲いかかる
夏のイナヅマ 勇者の矢を
やつの急所 めがけて放ったら
あの 呪文を唱えるのさ

さあ 冒険に飛び出そう
黄金の日差し ときめくハート
クリスタルの 翼広げ
夢の島を 目指せ

ショータイム!

こんな狭い エリアの中
握るバットに 人生かけて 
どんなスイングを 見せろというのか
向かってくる白い球を 見送って
何もしないなら 次は無い
自分の中に ヒーロー呼び起こすなら
フルスイング以外に 何がある
速まる鼓動は パワー上がるエンジン音
只今降臨 ショータイム!

 
こんな低い 舞台の上
軽いボールに 魂込めて
どんなピッチング 見せろというのか
逃げ出したい弱いハート 持ったまま 
勝負しないなら 次は無い
自分の中に ヒーロー呼び起こすなら
ファストボール以外に 何がある
速まる鼓動は パワー上がるエンジン音
只今降臨 ショータイム!

雪だるま

それは 雪降る冷たい夜のこと
僕の お家の庭先に
ずんぐり おなかで丸い顔
お茶目な 姿でやって来た
僕が 目覚めた白い朝
初めて 君と出会ったね

それは 北風冷たい窓の外
僕の お部屋に入りなよ
温か ミルクとおせんべい
一緒に こたつで話そうよ
君が 誘いを断って
二人 喧嘩したんだよ

それは 日ざしの強い昼のこと
僕の お家の庭先に
いつも いるはず雪だるま
君の 姿が見つからない
春が 来たからお別れさ
僕は とても寂しいよ

算数の呪文

算数の時間に いきなり
苦手のテストが 始まった
問題用紙の かけ算は
なぞのスパイの 暗号さ
な~にが なんだか わからない
チンプン カンプン お手上げさ

鉛筆の持つ手に ため息
得意の落書き 始まった
問題用紙の わり算に
なぞの呪文を 唱えちゃえ
ア~ブラ カタブラ チチンプイプイ
ア~メン ソ~メン ひらけごま

計算の答えが ひらめく
呪文の効き目が 始まった
答案用紙が 埋まってく
ぼくの呪文は 本物さ
ア~ブラ カタブラ チチンプイプイ
ア~メン ソ~メン ひらけごま

お絵かきのうた

いちごの ゆうひが しずむころ
ひ~ろい おそらは めろんいろ
ばななの く~もが あらわれて
ぶどうの あ~めが ふりだした

りんごの はまべに なみがくる
よ~せて かえすよ みかんいろ
れもんの おふねを うかべたら
すいかの かみなり おちてきた

こどもの おえかき わかるかな
こ~んな たのしい えをかこう
ふしぎの せかいが みえるから
みんなの おえかき すてきだな

ゆるキャラ の歌

ゆるいキャラの ぼくだけど
とっても 無口な ぼくだけど
みんなの 笑顔が 好きだから
今日も お迎えしているよ
駆け寄るきみ 手を振るぼく 
おいで おいで みんな おいで
ゆるい リアクションが 炸裂さ
ゆるキャラ キャラ ラララ・・

ゆるいキャラの わたしでも
ちょっぴり ドジな わたしでも
みんなと ダンスが したいから
短く ステップ踏んでるよ
上手なきみ 一緒におどろ
ダンス ダンス みんな ダンス
ゆるい キャラダンスが 炸裂さ
ゆるキャラ キャラ ラララ・・

まるい ひとつの屋根の下
時には 雨もりするけれど
夜に 輝く星たちが
きみに 微笑み見せたなら
明日は そらそら青空さ

 
地球は ひとつの屋根の中
模様は いろいろあるけれど
どこに 居たってお日様が
きみに 元気をくれるから
今日は みてみて夕焼けさ

どこでも みんなと おなじやね

まるくなれ地球

とがった心は タフじゃない
やさしい言葉に かど落ちて
どんどん 地球が まるくなる
みんなの 笑顔で まるくなる
大声出して 顔上げて
ぐるぐる まわって まるくなれ

 
へこんだ気持ちじゃ つまらない 
でっかい夢みて ふくらませ
どんどん 地球が まるくなる
みんなの 笑顔で まるくなる
両手つないで 手をあげて
ぴょんぴょん はねて まるくなれ

なにか どこか

なにかが 今 ここに降りてくる
いったい なにが 起こったのだろう
変だよ なにかが 違ってる
ここは なにかを しなければ
でも その なにかが みつからない
なんていうかな なんだろう
ところで なにかって… なに? 
だから なにかって な~に?

 
どこかが また すべてどうかなる
いったい どこを どうしたのだろう
そうだよ どこかが 狂ってる
ならば どこかを あれすれば
いや ただ どこかが 違和感だよ
どういうのかな どうだろう
ところで どこかって… どこ?
だから どこかって ど~こ?

まるくて まわる 地球

まるい 地球に のっかって
クルクル まわる 毎日は
とっても バランスとるのが むずかしい
右によって おっとっと
左によって おっとっと
みんな よりすぎちゃったら
落っこちちゃうかもよ

 
広い 宇宙に 浮かんでて
キラキラ 光る 星のなか
いっつも 青い地球が いそがしい  
前に進む おっとっと 
後ろにころぶ おっとっと
みんな 行き過ぎちゃったら
目がまわちゃうかもよ

雨降り小僧

日照り続きの 暑い日に
頭のお皿が 乾いた カッパたち
お水が欲しいと 
お空に向かって 祈るとき

雨降り小僧が やって来る
傘をさして やって来る
雨降り小僧が 傘させば
恵みの雨が 降ってくる
雨降り小僧が 雨を呼ぶ

 
大地に水が 行き渡り
稲穂も野菜も かわいく色づいた
カッパが喜び
ウサギやタヌキと 踊るとき

雨降り小僧が 傘閉じる
傘をたたむと 雨が止む
雨降り小僧が 虹かけて
虹の橋を 渡ってく
雨降り小僧が 帰ってく

鬼ごっこ

もういいかい まだだよ
鬼のこども 鬼のこども
青い お空の下で
元気に はしゃいで 遊んだら
青鬼に なりました
鬼さん こちら 手のなるほうへ
もういいかい もういいよ

もういいかい まだだよ
鬼のこども 鬼のこども
赤い 夕日の下で
仲良く 歌って 踊ったら
赤鬼に なりました
鬼さん こちら 手のなるほうへ
もういいかい もういいよ

鏡の中のあまのじゃく

今 確かに そこにいる
気づいてない ふりするけれど
鏡の中の あまのじゃく
あべこべばかり してるのさ
遊んでる 遊んでない
楽しいかい つまらない
ほんとの心は どこにある
あまのじゃく たら あまのじゃく

そう いつでも ここにいる
気づいてない ふりしてみても
鏡の外に あまのじゃく
あべこべばかり してるのさ
気どってる 気どってない
悲しいかい うれしいよ
ほんとの心は 顔にでる
あまのじゃく たら あまのじゃく

水たまりの空

水たまりに浮かぶ 白い雲
お空が空き地に 落っこちた
一羽の鳥が 飛んできて
のぞき込んで 驚いた
小石を一つ あげましょう
ゆらゆら ゆれる 春の空

水たまりの中に 青い空
お空が空き地に 現れた
葉っぱが浮かぶ 大空に
乗って行こう 宝島
長ぐつぬれて 泥んこさ
きらきら 光る 春の空

しずく小僧

外は雨降り 傘がいる
ぼくの黄色い 傘がある
傘を広げて 外に出た
パラパラ パランと 音がして
しずく小僧が おちてきた

しずく小僧が すべってる
傘のまわりを すべってる
だれが速いか すべってる
ツルツル ツルンと とびだして
しずく小僧が おちてきた

赤い傘さす 女の子
しずく小僧が 傘の上
はねて踊って すべってる
ポンポン ポーンと とびだして
傘のまわりに 虹が出た

めちゃんこ おはようさん

めちゃんこ めちゃめちゃ おはようさん
めちゃんこ げんきに おはようさん
あいさつ めちゃめちゃ すてきやわん
みなさん きょうも よろしくね
めちゃんこ めちゃめちゃ おはようさん さん

めちゃんこ めちゃめちゃ こんにちわん
めちゃんこ えがおで こんにちわん
あいさつ めちゃめちゃ うれしいわん
あのこも このこも おともだち
めちゃんこ めちゃめちゃ こんにちわん わん

めちゃんこ めちゃめちゃ ありがとさん
めちゃんこ かんげき ありがとさん
まごころ めちゃめちゃ かんしゃやわん
おれいの ことばを かえします
めちゃんこ めちゃめちゃ ありがとさん さん

かげふみ

かげふみ ふんだよ きみがオニ
ほらほら オニさん こっちだよ
もたもた してると ふめないよ

かげふみ ふまれて ぼくがオニ
ほらほら はやく にげちゃえよ
もたもた してると ふんじゃうよ

かげふみ みんなに かげがある
それぞれ ながさが ちがってる
それぞれ おおきさ ちがってる

かげにも いろんな かげがある
それぞれ ながさが ちがってる
それぞれ かたちも ちがってる

やまびこくん

やまびこくん どこいるの
すがたを見せずに かくれんぼ
大きな声で さけんだら
かならず 返事をかえしてね
おーい といったら
おーい おーい おーい

やまびこくん でておいで
すがたを見せずに おにごっこ
向こうの山に さけんだら
おんなじ 言葉でかえしてね
やっほー といったら
やっほー やっほー やっほー

やまびこくん あいたいよ
すがたを見せてよ ちょっとだけ
きみの声で さけんでよ
かならず 返事をかえすから
こーい といってよ
こーい こーい こーい

かみなりくんが おっこちた

かみなりくんが おっこちた
くものうえから おっこちた
かえりたくって なきだすと
あめがザァザァ ふりだした

かみなりパパが さがしてる
くものうえから さがしてる
かみなりくんを みつけると
パパのだっこで あめやんだ

かみなりくんに にじがでた
おそらのうえまで にじがでた
パパといっしょに にじのうえ
ふたりおそらに かえってた

あまやどり

雨は降り出す 傘は無し
ちょいと拝借 軒の下
ぼくは一羽の あまやどり
あいちゃん二羽目の あまやどり

空を見上げて 待ちぼうけ
ちょいと微笑む あいちゃんは
おめ目くりくり あまやどり
雨がうれしい あまやどり

雨は上がった にわか雨
ちょいと紫陽花 色づいて
瞳に咲いてる あまやどり
雨が止んでも あまやどり

ずうっと ちきゅう

あいしてるよ あ~おい ちきゅう
へいわの ぞらは あ~おいそら
きょうも あしたも
ずうっと ずうっと ずうっと
あおいそらが すき

あいしてるよ ひ~ろい ちきゅう
めぐみの もりは いのちのもり
きょうも あしたも
ずうっと ずうっと ずうっと
ひろいもりが すき

あいしてるよ ま~るい ちきゅう
みんなの かおは きぼうのほし
きょうも あしたも
ずうっと ずうっと ずうっと
まるいことが すき

マネキン人形の花嫁さん

今日の 私が 着る服は
この春 流行の ニューモデル
素敵な ドレスが 目を引いて
みんな 真似して 着たがるわ
そうよ いいのよ 真似 してね
だって 私 マネキン人形なの

今日も お店に 立ったまま
見つめる 先は うわのそら
ちょっぴり 微笑み 浮かべても
誰も 気づいて くれないわ
そうよ いいのよ ほっといて
だって 私 マネキン人形なの

今日の 私は 水着なの
誰か ビーチへ 連れ出して
ちょっぴり お日さま 浴びたなら
走り 出すのよ 波のそば
そんな 夢みて 店に立つ
だって 私 マネキン人形なの   

今日の 私は ウェディングドレス
初めて 迎える 晴れ舞台
ちょっぴり はにかみ 立ってたら
となりに 白い タキシード
そうよ あなたと ならぶのよ
だって 私 花嫁さんだもの

しずくの中の ピエロ

あふれる涙 こぼれたら
しずくの中に 現れた
お茶目な顔して 派手な服
ぼくに玉乗り 見せるけど
失敗ばかり してるのさ

君は とっても 頑張り屋
あきらめたりは しないのさ 
ぼくが あきれてしまうほど
うまくいかない ピエロさん

 
慌てる姿 へんてこり
しずくの中の 曲芸師
お茶目な仕草 下手な芸
ぼくに お手玉見せるけど
失敗ばかり してるのさ

君は いっつも 頑張り屋
あきらめたりは しないのさ 
ぼくが 応援するけれど
うまくいかない ピエロさん

 
流れる涙 止まるほど
しずくの中から 笑わせる
真面目にやるけど 下手な芸
ぼくに 手品見せるけど
失敗ばかり してるのさ

きみは やっぱり 頑張り屋
あきらめたりは しないのさ 
ぼくが 笑顔 見せたとき
どこかへ消えた ピエロさん