緑色した 黒板に
白いチョークの線を 走らせてる
いつもの席に座って 眺めていても
特に楽しいことは 無いけれど
ペンを持つ手が 真似して
ノートの上に 黒い線を走らせる
日々学ぶ 偏見と負け犬根性は
言い訳の知識を 増やすけど
どこに偏見を 持った負け犬を
必要とする ところがある
自分の知恵を 絞り出すのさ
そして未来(あした)の線を引く
土にまみれる グランドで
白い体操服を 躍らせてる
汗と涙が 流れて 光っていても
なにも嬉しいことは ないけれど
汚れた靴が ころがって
渇いた喉に 甘い水を流し込む
日々交わす 友情と純真な言葉は
裏切りの心を 閉ざすけど
いつも 友情と純真な言葉を
必要とする 社会がある
自分に知恵を 身につけるのさ
そして未来(あした)の道を行く