郵便ポストのうた

一人街角 立ったまま
赤い顔して 照れたのは
君が差し出す 手紙のせいさ
ぼくは読まずに 呑み込んで
君の後ろ姿を 見送った

沈む夕日が 微笑むと
赤いバイクで 現れた
ぼくが呑み込む 手紙のせいさ
君の想いが 届くよに
いつも御苦労様と 見送った

額に汗を 光らせて
彼が目の前 やってきた
返事を書いた 手紙のせいさ
君の想いを 受け止めて
差し出す彼の手紙 呑み込んだ

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