すなかぜ はじめ のすべての投稿

ショータイム!

こんな狭い エリアの中
握るバットに 人生かけて 
どんなスイングを 見せろというのか
向かってくる白い球を 見送って
何もしないなら 次は無い
自分の中に ヒーロー呼び起こすなら
フルスイング以外に 何がある
速まる鼓動は パワー上がるエンジン音
只今降臨 ショータイム!

 
こんな低い 舞台の上
軽いボールに 魂込めて
どんなピッチング 見せろというのか
逃げ出したい弱いハート 持ったまま 
勝負しないなら 次は無い
自分の中に ヒーロー呼び起こすなら
ファストボール以外に 何がある
速まる鼓動は パワー上がるエンジン音
只今降臨 ショータイム!

エキストラ

にぎやかな 都会(まち)は
お祭り騒ぎの 毎日
事情のある 人たちが 集まる
自浄作用のない 社会
みんな つながりを 演じてる
熱く絶え間なく 流れる 時間の中で
冷めた日常に 巻き込まれる この場所は
まるで 色のついた 影がさまよう
薄い スクリーンの世界

明け方の 都会(まち)は
ゴーストタウンの 静けさ
逆らいたい 衝動が 目覚める
逆らいようのない 時代
みんな 群衆を 演じてる
熱く絶え間なく 飛び交う セリフの中で
冷めた日常に 溶け込まれる この場所は
まるで 白い幕に 影がさまよう
薄い スクリーンの世界
 

魔法のホウキ

教室の隅の 道具箱
扉を開けて 取り出すホウキ
そうさ これだよ 魔法のホウキ
握りしめて またがって
呪文唱えて 目を閉じる
窓の外へ 飛び出すと
青い空と 白い波
真夏の冒険に 出発だ

海賊の船を 追い越して
宝のありか 知ってるカモメ 
そうさ 君だよ おしゃべりカモメ
ネバーランド ユートピア
夢の島まで 連れて行け
虹のアーチ くぐったら
白いお城に お姫様
真夏の冒険は 終わらない

メモリーパズル

アルバム めくりながら
セピア色の ピースで組む
メモリーパズルは
時が経つほど 眩しくて
目を閉じて つなげてる
カバンに詰めた 友情
散らかしたままの 未来と
失くした ピースを
桜の花びらが 埋めてゆく

 
あの日を 探しながら
誓い合った 言葉で組む
メモリーパズルは
時が経つほど やさしくて
溜息に かすんでる
迷子になった 初恋
閉じ込めたままの 叫びと
こぼれた ピースを
桜の花びらが さらってゆく

穴あけパンチの歌

束になって かかってきても
君の一撃 受けたなら
すぐに俺は 牙をむく
噛みついたら 最後
二つの歯形が 消えることはない
ヒモを通して とじるのか
ファイルするかは 好きにしな
必殺パンチに 穴があく

噛みつくたび 積もってく物
痛みも傷も 残さずに
満月形の 勲章を 
増えすぎたら 最後
涙を隠して 捨てなきゃならない
蓋を外して 見るものは
つわものどもの 夢のあと
ダストボックスに 雪が舞う

ダンボール箱 Go Go!

ダンボールの箱に 
ライトを描いて 乗り込めば
エンジン始動 道を照らして 走り出す
ぼくの 夢を積んだ 相棒は
誰も 追いつけない スーパーマシーン
(さあ レースの 始まりだ)
声援うけて ゴールを 目指せ
砂漠も 森も抜け 一直線
チェッカーフラッグは もらったぜ
ダンボール箱 Go Go Go!

ダンボールの箱に 
プロペラ描いて 乗り込めば
エンジン始動 波を蹴散らし 滑り出す
ぼくの 夢を積んだ 相棒は
誰も 追いつけない モンスターボート
(よし ゴールは 目の前だ)
潮風うけて ゴールを 目指せ
南の 海に浮かぶ 宝島
チェッカーフラッグは もらったぜ
ダンボール箱 Go Go Go!

カフェオーレは 宇宙

カップに注がれた コーヒに
ミルクが 一滴落ちた時
ビックバーンが 起きるのさ
ミルクの味は 知ってても
コーヒーの味は わからない
ぼくのミルクの あの味が
オレのオーレに 変わったら
それが宇宙の 始まりさ

カップに注がれた コーヒーに
砂糖が 一粒落ちた時
超新星が 光るのさ
砂糖の味は 甘くても
コーヒーの味は わからない
白い砂糖の あの色が
オレのオーレに 溶けたなら
ブラックホールを 作るのさ

むしむし どうした

てんとうむしが ころんでる 
転倒したのかな
てんとうむしが ひかってる
点灯したんだね

かみきりむしが 噛切った
ハサミがないのかな
かみきりむしが 髪切った
散髪したんだね

しおからとんぼが あじつける
塩からふるのかな
しおからとんぼが みずのんだ
塩辛すぎたのね

ジョーカー

さりげなく 紛れ込んでくる
誰とも 見分けのつかない
背中に 刻んだ絵柄
味方にすれば クイーンを守る 
最強の ボディーガード
敵に回せば キングを狙う
手強い ヒットマン
そうさ ジャックを陰で操り
あのエースに 捨て身の戦いを挑む
やつが ジョーカーさ

 
気まぐれな 勝負の女神の
ハートを 射止める そのとき
振り向く 悪夢のピエロ
味方にすれば 勝利を運ぶ
幸運の ブルーバード
敵に回せば ダイヤにたかる
無情の ハゲタカ
そうさ 勝負のときを見極め
あのエースに 最終決戦を挑む
やつが ジョーカーさ

森のパンダ

お出かけ途中の 森の中
木陰の奥に だれかおる
そおっと のぞくと パンダやん
竹の杖を 振り回し
呪文唱えて 踊りだす
赤いずきんの 女の子
パンダが魔法で 変身や

その時 動いた黒い影
牙を向いて とびかかる
やっぱり 登場 オオカミや 
竹の杖を 振り回し
呪文唱える 女の子 
白馬に乗った 王子さま
オオカミ 魔法で変身や

リンゴをかじった お姫さま
王子のキスを 待ってんねん
ぐうッと 抱き寄せ チューしてや
目覚ました お姫さま
王子と一緒に 踊りだす
ガラスの靴が 脱げたとき
パンダの魔法が とけたねん

風鈴物語

息を吹きかけ 風鈴鳴らしたら
そよ風に乗って
夏の妖精たちが やって来た
驚く猫と一緒に 窓の外へ飛び出せば
白い砂のビーチを 駆け出して
エメラルドグリーンの 海に浮かぶ
宝島を目指すのさ
ジャック 今行くから待ってろよ

 
風を帆に受け 風鈴鳴ったなら
さざ波を蹴って
夏の妖精たちが 船を出す
驚く猫の知らせは 目の前の海賊船
俺は逃げたりせずに 戦って
エメラルドグリーンの 海に浮かぶ
宝島に上陸さ
ジャック 今行くから待ってろよ

パズル

大人たちは みんな
石のピースをはめ込んで
未来のパズルを
組み合わせてる気でいるけど
本当はゼリーで
作ったピースをはめ込んで
不安定なパズルを
組み合わせてるだけなのさ
謎解きは時代を繋げて
今日もピースを求めてる

 

俺たちなら そんな
ヘマなパズルは組まないね
真っ白な砂を
風に飛ばして散らかすけど
本当は広げた
パズルと宇宙へ飛び出して
流れ星をピースに
組み合わせたいだけなのさ
謎解きは時代を繋げて
今日もピースを求めてる

ラムネビンのアリ

甘い香りに 誘われて
小さな洞窟 進んだら
大きな丸い 岩がある
乗り越え奥へ 進んでく
透き通った 泉がありました
甘い泡出る 不思議な水で
一口飲んだら とろけちゃう
ラララ ラムネの ラムネのビンの中

甘い泉を 教えよう
みんなでお水を 飲みましょう
大きな丸い 岩を押す
洞窟外へ 押し出して
真っ直ぐ通れる 道を作りたい
岩が転がり 出口をふさぐ
洞窟の中に 一人きり
ラララ ラムネの ラムネのビンの中

ぴんくのクマ

いつもは くろいクマだけど
ほんとは ぴんくのクマなのよ
くろいドレスが だいすきで
くろいおけしょう よくにあう
きみともりで あうときは
いっつも くろいクマなのよ
ほんとは ぴんくのクマなのに

ゆきふる しろいきせつでも
わたしは ぴんくのクマなのよ
しろいけがわを みにつけて
しろいこなゆき かおそめる
きみとまちで あうときは
いっつも しろいクマなのよ
ほんとは ぴんくのクマなのに

ひざしが つよいきせつでも
わたしは ぴんくのクマなのよ
しろいクリーム ひやけどめ
しろいティーシャツ きていると
うでとあしに ひやけして
いっつも しろくろパンダなの
ほんとは ぴんくのクマなのに

ありんこ迷子

雨降る森の 木のそばで
迷子のありんこ 雨宿り
きのこの傘に 雨宿り
てんとう虫が やってきて
となりにならんで 雨宿り

おなかを空かした 野うさぎが
きのこの傘を 食べちゃった
ありんこ びっくり跳びあがり
てんとう虫に のっかって
二人で お空へ飛んでった

ありんこ ママは心配で
迷子のありんこ 探してる
空から伸びる 虹の橋
てんとう虫が 降りてきて
ありんこ ママに会えました

絵本のなかに

絵本開いて 探すのさ
かくれんぼしている 君を
文字に沿って 進んでゆけば
ぼくの冒険が 今始まる
いろんな出会い重ねて
ワクワク ドキドキ
ときに ピンチはあるけれど
諦めたりはしない
だって 君に会いにゆくから

ページめくって 探すのさ
魔法にかけられた 君を
馬に乗って 走ってゆけば
君を助け出すことができる
いろんな場所を巡って
ハラハラ ドキドキ
ときに 勇気を振り絞り
逃げ出したりはしない
だって 君に会いにゆくから

ガラスの中の夢

波打ち際に 駆け出す二人
拾い集めた 貝殻で 
夢の数を 数えてる
透き通った ガラスのビンに
溢れる夢を 詰め込んで
どれも叶うと 信じてる
時の波がさらって 行ったけど
遠い記憶の隅に 流れ着く
あの日の夢を 思い出に 詰め替えて 

 
流れ過ぎてく 何気ない日々
忘れかけてた あの場所で
過去の夢を 探してる
透き通った ガラスのビンさ
溢れる夢を 詰め込んだ
ここにないのは わかってる
時の波を被って 沈むけど
遠い記憶の隅に 浮かんでる
あの日の夢も 思い出も 詰め替えて

ルーレットの ピエロ

回り始めた ルーレットのそばで
玉に乗った ピエロが 現れた
俺は ナンバーワンに 賭けたけど
君は ナンバーワンに 縁がない
いつも転んで 玉を落とすのは
ゼロの ナンバーポケットさ 
俺も やっぱり ピエロの一員か

してやったりと ルーレットのそばで
転んだまま ピエロが 微笑んだ
俺は ナンバーワンに 憧れて
君は ナンバーワンに そっぽ剥く
とぼけた顔に 罪はないけれど
ゼロは 夢散るポケットさ
俺も すっかり ピエロの一員さ

雪だるま

それは 雪降る冷たい夜のこと
僕の お家の庭先に
ずんぐり おなかで丸い顔
お茶目な 姿でやって来た
僕が 目覚めた白い朝
初めて 君と出会ったね

それは 北風冷たい窓の外
僕の お部屋に入りなよ
温か ミルクとおせんべい
一緒に こたつで話そうよ
君が 誘いを断って
二人 喧嘩したんだよ

それは 日ざしの強い昼のこと
僕の お家の庭先に
いつも いるはず雪だるま
君の 姿が見つからない
春が 来たからお別れさ
僕は とても寂しいよ

算数の呪文

算数の時間に いきなり
苦手のテストが 始まった
問題用紙の かけ算は
なぞのスパイの 暗号さ
な~にが なんだか わからない
チンプン カンプン お手上げさ

鉛筆の持つ手に ため息
得意の落書き 始まった
問題用紙の わり算に
なぞの呪文を 唱えちゃえ
ア~ブラ カタブラ チチンプイプイ
ア~メン ソ~メン ひらけごま

計算の答えが ひらめく
呪文の効き目が 始まった
答案用紙が 埋まってく
ぼくの呪文は 本物さ
ア~ブラ カタブラ チチンプイプイ
ア~メン ソ~メン ひらけごま

ちくわで わわわ

ちくわでわわわ わわわのわっか
わっかの中 トンネル
入って 出てきて こんちくわ
ちょっこり かじって プルプルルン
白いお肌と 小麦色
とっても おしゃれな 君 おでんダネ

ちくわでわわわ わわわのわっか
わっかの中 トンネル
くぐって はい出て こんちくわ
ちょっこり ちぎって プルプルルン
細い指先 よく似合う
とっても おしゃれな 君 指輪だね

オルゴールの おしゃれ猫

ネジを 巻いて くださいな
奏でる 音色の 舞台上
私は ダンスを 踊るのよ
あなたは 好みの メロディーに
耳を澄まして 聴き入るの
ちょっぴり ダンスも 見つめてね
そんな 私 オルゴールの おしゃれ猫

ネジは 戻り ゆきますね
奏でる 音色も ゆるやかに
私は ダンスを 楽しむわ 
あなたは いつもの レモンティー
少し冷まして 飲み干すの
ちょっぴり 私を 見つめてね
そんな 私 オルゴールの おしゃれ猫

もう一度 巻いて くださいな
奏でる 音色が 欲しいから
私は ダンスが 生きがいよ
あなたは 小さく ハミングで
リズムずらして 邪魔するの
ちょっぴり 迷惑 しちゃうわね
そんな 私 オルゴールの おしゃれ猫

ティーカップ 夏の夜物語

ペパーミントブルーの
波に揺れる 今夜の天の川
三日月が注ぐ 流れ星を
白いティーカップに 受け止める
ファンタジックな 夜
星よ 僕の願いを聞いてよ
戻れない過去 飛び越せない未来
人は後悔しない 未来を生きれるかい
悲しみは いつ 喜びに変わるのかな
時を このまま進めないで
白いティーカップを 天の川に
そおっと浮かべる夜

ローズイエローの
霧がかかる 今夜の天の川
てんびん座で量る 善と悪を
銀のティーカップで 吊り合わす
ミステリアスな 夜
善よ 悪の重さを超えてよ
はかれない愛 吊りあわない罪
人は苦しみなしに 未来を造れるかい
やさしさは いつ 幸せに変わるのかな
愛を このまま絶やさないで
銀のティーカップを 天の川に
そおっと沈める 夜

時計

進んだ 時計の針を 見るたびに
過ぎて行った 時間が 切なくなるの
戻らないことは 知っているけど
針をつかんで 戻してみたくなるわ
これから やって来る 大切な時間は
二度と同じ場所を 通らないけど
恋は私だけが 行ったり来たり
時計よ 時計 
この幸せは もう やって来ないのね
いつも君は 知らんぷり

刻んだ 数字の位置を 見るたびに 
過ぎて行った シーンが 小さくなるの
戻せないズーム 探してるけど
いつもどこかに 隠れて出てこないわ
過去から 消えて行く 未来へのメモリー
二度と同じシーン 求めないけど 
恋は私だけが 映って消えて
時計よ 時計
あの幸せは もう やって来ないのね
いつも君は 知らんぷり

夢の扉

夢の扉の 向こうから
すきま風が 話しかけてくる
扉を 開いてみなよ
決して動かない 扉じゃない
どうせ開かない 扉だろうなんて 
諦めないことさ
力尽くじゃ 開かないよ
知恵と努力が 必要なのさ
汗と涙の結晶が カギだよ
さあ 扉を押してみな
夢の世界へ 踏み出してみろよ
君の来るのを 待っているんだから

マニュアルなんて 初めから
あるわけない 冗談じゃないね
扉を 触ってみなよ
誰も知っている 扉じゃない
それは開かない 扉だろうなんて 
投げ出さないことさ
祈るだけじゃ 開かないよ
過去と未来を 見つめることさ
愛と勇気のパスワード 解いたら
さあ 扉を押してみな
夢の世界へ 飛び出してみろよ
君のファイトを 待っているんだから

あくびの妖精

午後の 授業は 退屈さ
だんだん まぶたが 重くなる
大きな あくびを しちゃったら
口から 妖精 飛び出して
なにか 僕に 話すのさ
なんにも 聞こえて こないけど
何度も 何度も うなずくと
眠りの 世界に 誘われた
勢い付けて うなずいて
目と目が 合うのさ 先生と

夜の 勉強 眠くなる
だんだん まぶたが 下りてくる
大きな あくびが 出ちゃったら
いっぱい 妖精 現れて
みんな 僕を 誘うのさ
なんにも 聞こえや しないけど
何度も 何度も うなずくと
みんなで ダンスを 踊ってた
夢の国で 楽しんで
今夜も 朝まで フィーバーさ

みんなの花

意味も無いのに 咲く花なんか
あるわけなんて 無いやんか
時に 嵐は来るけれど
過ぎて芽が出る 花が咲く

意味も無いのに 散る花なんか
あるわけなんて 無いやんか
涙流して 散るよりも
笑いとばして 散るがいい

意味も無いのに 咲く花なんか
あるわけなんて 無いやんか
個々に 土壌は違うけど
みんな芽が出る 花が咲く

ボルテージ

夢をあきらめちゃ いないかい
あふれる闘志は あるかい
汗も涙も 惜しみなく
涸れるまで 流せるかい
グランドの土と 格闘する日々は
引き裂かれたシャツに うつむくことはない
耳を澄ましてごらん 明日が呼んでるよ
沈む夕陽に 誓ったなら 明日へ走り出そう

夢を諦めちゃ いないかい
あふれる闘志は あるかい
汗も涙も 惜しみなく
涸れるまで 流せるかい
小さな箱の中 走り回る日々に
井の中のかわずで 終わりたくないだろう 
力いっぱい込めて 高くジャンプしてみろよ
自分の壁を ぶち壊して 明日へ走り出そう

夢を諦めちゃ いないかい
あふれる闘志は あるかい
汗も涙も 惜しみなく
涸れるまで 流せるかい

クリスマスに贈る言葉

黒いインクのペン先が
白い紙の上を滑り出す
まるで ふざけた ピエロの曲芸さ
躍りまわる なじみの文字を 
拾い集めて パズルのように
組み合わせても うまく つながらない
想いのすべてを 言葉にしようとしても
伝えきれないことを 知る瞬間さ
サンタさん 今夜は僕に大事な言葉を届てよ
I wish you a Merry Christmas and a Happy New Year

紅いワインの潮騒が
向かい合う二人を黙らせる
まるで 止まった ビデオのワンシーン
一瞬だけ なくしたメモリー
探し求めて 子犬のように
立ちすくんでも 何も始まらない
想いのすべてを 言葉にしようとしても
伝えきれないことを 知る瞬間さ
サンタさん 今夜は僕に大事な言葉を届けてよ
I wish you a Merry Christmas and a Happy New Year

小さな まる 大きな まる

小さな まる 小さな まるいタネ
小さな まるいタネを うめました
お水を あげて まちました
めが出て 葉が出て
大きな まるい 花が咲きました
小さな まるが 大きな まるになりました
みんな笑顔で まるがいい

大きな まる 大きな まるいアメ
大きな まるいアメを たべました
かまずに ずっと なめました 
あまくて うまくて
大きな まるい アメがとけました
大きな まるが 小さな まるになりました
みんな笑顔で まるがいい

モグラは たいへんさ

ぼくらは たいへんさ
モグラは たいへんさ
土の中は たいへんさ
夜空の星を 見たくって
地面の上へ 進んで行けば
硬いコンクリートに 頭打つ
ぼくらモグラは 迷惑さ

ぼくらは たいへんさ
モグラは たいへんさ
土の中は たいへんさ
みんなと旅行 楽しくて
地面の中を 進んで行けば
横切る電車に 跳ねられる
ぼくらモグラは 迷惑さ

ぼくらは たいへんさ
モグラは たいへんさ
土の中は たいへんさ
夜中におなか 減っちゃって
地面の中を 進んで行けば
地下のデパートは 食べ放題
ぼくらモグラは 歓迎さ

お花畑のネコ

お花畑に ネコがいる
あくびを咲かせる ネコがいる
お花畑は 花盛り
お花とあくびが 咲いている

お花畑に ネコがいる
しっぽを揺らせる ネコがいる
お花畑は 風まかせ
お花としっぽが 揺れている

お花畑に ネコがいる
土の上に ネコがいる
お花畑は 心地よい
お花とネコが 笑ってる

道路にいる動物たち

道路をわたるとき シマウマ探そう
背中の上を 手を上げわたろ
右見て 左見て 右を見て
車がこなけりゃ わたれるよ
横断歩道を わたろうね

道路をわたるとき キリンを探そう
首の上を 歩いてわたろ
階段 あわてずに 気をつけて 
車をまたいで わたれるよ
歩道橋から わたろうね

こねこのきょうだい

こねこ ねこのこ ねころんで
ママの せなかで ねころんで
きょうだい いっしょに
ドタバタきげき

こねこ ねこのこ ねころんで
ママの おなかで ねころんで
きょうだい いっしょに
ミルクきょうそう

こねこ ねこのこ ねころんで
ママの おそばで ねころんで
きょうだい いっしょに
おやすみたいかい

「ママ、 おつかれさん」

はたらく どうぶつ ランド

はたらく どうぶつ ランドに やってきた
  ことりの けいびいん はたもって
    ピィ ピィ ピィ ピィ
       ふえをふく
     こうつう せいりに
      ピィ ピィ ピィ

はたらく どうぶつ ランドに はいったら
  きつねの だいくさん とんかちで
    コン コン コン コン
       うちまして
     おうちを たてるよ
      コン コン コン

はたらく どうぶつ ランドの おみせでは
  せみの こっくさん コロッケを
    ジィ ジィ ジィ ジィ
       あげまして
     おみせに ならべる
      ジィ ジィ ジィ

くも ちゃん

  てなのかな あしなのか
はちほん あるんだ くもちゃんに
 ほそい いとを ひっぱって 
 なにをつくるの やねのした

  てなのかな あしなのか
あみもの じょうずだ くもちゃんは
 おおきな あみを あんでます
 なにをとるの やねのした

  てなのかな あしなのか
あるくの うまいね いとのうえ
 おひるね しても おちないね
 ハンモックだよ やねのした

かっぱと およいだ日

 いつもの 学校の かえりみち
「こっちだよ」って 声がした
  細い よこみち おくのおく
  耳を かたむけ すすんだら
  小川で かっぱが およいでた

 とっても およぎの うまいきみ
「よくきたね」って 手をふるよ
  ぼくも えがおで 手をふると
  きみが いっしょに およごうと
  小川に ぼくを 引きこんだ

 ぼくは かなづち およげない
「およげるよ」って きみが言う
  おどろき ぼくが およいでる
  きみと いっしょに およいでる
  はじめて ぼくが およいだ日

かっぱのパパパ

  カッパの パ パ パ
  ラ パ パ ラ  カッパ
くちばし あるけど とりじゃない
ぼくにも くちばし あるんだぜ
きゅうりを たべるにゃ くちばしさ
きみも いっしょに たべるかい

  カッパの パ パ パ
  ラ パ パ ラ  カッパ
みずかき あるけど かえるじゃない
ぼくにも みずかき あるんだぜ
はやく およぐにゃ みずかきさ
きみも いっしょに およぐかい

  カッパの パ パ パ
  ラ パ パ ラ  カッパ
こうらが あるけど かめじゃない
ぼくにも こうらは あるんだぜ
とっても せなかが かたいのさ
きみが せおうの ランドセル

  カッパの パ パ パ
  ラ パ パ ラ  カッパ
おさらが あたまに ぼうしじゃない
ぼくには おさらが あるんだぜ
だいじな おみずが はいるのさ
ぼくは さかだち にがてだよ

ありんこの だいぼうけん

ありんこ いっぴき たびがらす
ちいさな からだで せかいをあるく
にしへ にしへ アメリカおうだん
すごいぞ きみは おおものだ

ありんこ いっぴき わたりどり
ちいさな からだで せかいをわたる
にしへ にしへ にほんへおいで
すごいぞ きみは おおものだ

ありんこ いっぴき だいぼうけん
おおきな やしんで どこまであるく
にしへ にしへ つくえのうえを
せかいの ちずは ちいさいぞ

りすの お弁当屋さん

りすのお弁当屋さんは 大忙しだ
森の仲間が 行列つくる
おいしい お弁当 大人気
くまさん 魚のお弁当
にこにこ 笑顔で買いに来た

りすのお弁当屋さんは てんてこ舞いだ
森の仲間が 行列つくる
おいしい お弁当 大人気
しかさん サラダのお弁当
にこにこ 笑顔で買いに来た

りすのお弁当屋さんは 大にぎわいだ
森のお昼に 楽しく集う
おいしい お弁当 大人気
みんなで 食べようお弁当
お手て 合わせていただきます

どろんこ パンダ

パンダのこども どろんこ あそび
ねころがって ころがって
まっくろけ まっくろけ
おかおも おなかも まっくろけ
ママは むかえに きたんだけれど
くろい クマでは みつからない
「ママ~、ここだよ~。」

パンダのこども ゆきかき あそび
ねころがって ころがって
まっしろけ まっしろけ
おかおも てあしも まっしろけ
ママは むかえに きたんだけれど
しろい クマでは みつからない 
「ママ~、ここだよ~。」

パンダのこども わんぱく ざかり
とびあがって かけだして
あっちいき こっちいき
あそびに むちゅうな げんきなこ
ママは とっても やさしいけれど
いたずら すぎたら しかられる
「ママ~、ごめんね~。」

コンクリートの森の住民たち

少し くすんだ 白い森の中
たくさん住んでる 動物たちは
二本足で 早歩き  
混雑渋滞 大好きで
とっても とっても 賑やか 大騒ぎ
へんてこりんな へんてこりんな
住民たちの 白い森

夜は 星より 光る森の中
明かりに集まる 動物たちは
千鳥足で 飲み歩き
お酒にお歌が 大好きで
いっつも いっつも 賑やか いい気分
へんてこりんな へんてこりんな
住民たちの 光る森

かすむ 夜明け 霧の森の中
巣箱で眠った 動物たちは
姿消して どこにいる
一人道端で はじけてた
とっても とっても 孤独な 夢の跡
へんてこりんな へんてこりんな
住民たちの 霧の森

たれめがおの レッサーパンダ

わたしは いま かなしい わけじゃないのよ
そっと わたしに ちかづいてみてよ
ちょっぴり おちゃめな たれめがお
でもね なみだなんか こぼさないわ
そうよ わたしは たれめがおの たれめがおの
レッサーパンダだもの
わたしは いま かなしい わけじゃないのよ

わたしは もう さみしい わけじゃないのよ
もっと わたしに ほほえんでみてよ
くっきり おちゃめな たれめがお
でもね えがおだけは たやさないわ
そうよ わたしは たれめがおの たれめがおの
レッサーパンダだもの
わたしは もう さみしい わけじゃないのよ

ひつじは なんびき

ひつじが いっぴき ひつじが にひき
ひつじが さんびき ひつじが・・・にげた
いっぴきめの ひつじが にげた
ひつじを おいかけろ つかまえろ
おいかたら にひきめ さんびきめの ひつじも にげた
おいかけろ おいかけろ ひつじを つかまえろ
いったい ひつじは なんびきいるの 
こんやの ぼくは ねむれないよ

ひつじが よんひき ひつじが ごひき
ひつじが ろっびき ひつじが・・・にげた
ななひきめの ひつじが にげた
ひつじを おいかけろ つかまえろ
おいかけたら きゅうひきめ じゅぴきめの ひつじも にげた
おいかけろ おいかけろ ひつじを つかまえろ
いったい ひつじは なんびきいるの 
こんやも ぼくは ねむれないよ

アルパカ あるある

アルパカ アルパカ 歩いて パカパカ
脚が細いよ アルパカ あるある 
アルパカ アルパカ 走って パカパカ
ヒツジじゃないのさ アルパカ あるある
ふわふわ毛並みの アルパカ あるある

アルパカ アルパカ 歩いて パカパカ
首が長いよ アルパカ あるある
アルパカ アルパカ 走って パカパカ
ラクダの仲間さ アルパカ あるある
まんまる瞳の アルパカ あるある

子ザルに ござる

赤いシャツきた 子ザルにござる
わんぱく盛りの 子ザルにござる
如意棒もどきに 長い棒持って
孫悟空気取りで 暴れてござる
ママに見つかり 逃げるでござる
逃げ足すばやい 子ザルでござる

黄色いリボンの 子ザルにござる
おてんば娘の 子ザルにござる
サルサのリズムに ステップ踏んで
こじゃれたダンスを 踊ってござる
ママに内緒で 持ち出すドレス
ヒロイン気分の 子ザルでござる

ウマくシカって

そんなに シカらないでよ
だって シカたないじゃない 
わたしは ウマじゃないもの
ほーら タテガミないでしょ
ポニーテールもないでしょ
ねぇ シカめっつらしないでよ
もう それシカ いえないわ

そんなに ウマくないわよ
だから バカにしないでよ
わたしは シカじゃないもの
ほーら ニンジンすきでしょ
あたまにツノもないでしょ
ねぇ ウマにシカトしないでよ 
もう うウマく いえないわ

まねきネコのうた

右手で 手招きしてみたの
あなたが さしだす小判には
ちっとも 興味のない私
それより サンマをくださいな
左手 上げてと言われても
そんなの 私の勝手でしょ
冷まして食べても いいじゃない
ネコ舌ですが… なにか

左で 手招きしてみたの
お客が 集まるお店には
ちっとも 興味のない私
それより ボールをくださいな
両手を 上げてと言われても
そんなの あなたの勝手だわ
遊んでくれても いいじゃない
寒がりですが… なにか