すなかぜ はじめ のすべての投稿

しっぽ おっぽ おさら

しっぽ しっぽ タヌキの しっぽ
ウサギが しっぽを おいかける
にげる にげる タヌキは しっぽが おもい  
しっぽ しっぽ タヌキの しっぽ
ウサギが しっぽを つかまえる

おっぽ おっぽ クジラの おっぽ
ヒラメが おっぽを おいかける
およぐ およぐ クジラは おっぽが でかい
おっぽ おっぽ クジラの おっぽ
ヒラメが おっぽを つかまえる

おさら おさら カッパの おさら
コックが おさらを おいかける
にげる にげる カッパは おさらが だいじ 
おさら おさら カッパの おさら
コックが おさらを つかまえる

お空の白いクマとペンギン

お空に ぽっかり 白いクマ
小さな雲と 浮かんでた
涙流す 白いクマ
氷の大地の ふるさとが 
割れて 流れてゆくよと 話すのさ
僕も涙が 出てくるよ

お空を ゆっくり ペンギンくん
白い雲と 泳いでた
涙流す ペンギンくん
南のお国の ふるさとが
溶けて 小さくなるよと 話すのさ
僕も涙が 出てくるよ

お空は すっかり 日が暮れて
赤い夕日が 笑ってた
涙かわいて 目が覚める
海辺のカモメは あくびして
お家へ お帰りなさいと 鳴いたのさ
僕も笑いが 出てきたよ

ちょうちんあんこう

一人で夜道を 帰るのは
暗くて 怖くて 寂しいよ
見上げる夜空の 向こうから
明かりを照らして やってきた
ちょうちんあんこうが やってきた

頭に付けてる ちょうちんは
夜道を はっきり 照らしてる
これなら帰るの 怖くない
ウチまで後ろを ついて行く
ちょうちんあんこうに ついて行く

一人で夜道を 帰る人
怖がり 強がり 迷子さん
明かりがあるから 集まって
みんなで一緒に 帰ろうよ
ちょうちんあんこうと 帰ろうよ

寒がり 子ネコ

寒がり 子ネコは 靴下はいた
それでも 寒くて 手袋はめた
お外の 庭には 白い雪
寒さ忘れて 遊ぶけど
しっぽが 寒くて たまらない
しっぽのかくれる パンツが欲しい 子ネコです 
ニャ~オ

寒がり 子ネコは パンツをはいた
それでも 寒くて マフラー巻いた
ころころ まるまる 雪だるま
寒さ忘れて 作るけど
おなかが 寒くて たまらない
おなかのかくれる ハラマキ欲しい 子ネコです 
ニャ~オ

馬って うまくない

早く走れって きみは言うけれど
なら どうして 背中に乗るのかな
きみが乗らなきゃ もっと 早く走れるよ
きみって きみって とっても わがままさ
ニンジンぶらさげたって 走ってやらないぞ
ぼくには ぜんぜん うまくない

早く 走れって 君は たたくけど
でも どうして そんなに たたくかな
ムチを打たなきゃ きっと 軽く走れるよ
きみって きみって とっても いじわるさ
ニンジンだけくれたって ゆるしてやらないぞ
ぼくには ぜんぜん うまくない

きつねとトラ

ポーカーフェイスの きつねが
不敵な笑みを グラスに注いだら
クイーンのカードが ウィンクした
待ってたエースの 登場さ
ラストゲームに 勝負をかけて
吠えるトラの しっぽを踏んだなら
ジャックが 驚き飛び出した
勝負の女神の 微笑は
いつも きつね日和に 気まぐれさ

 
ジョーカー手元の きつねが    
思い通りに カードを引かせたら
スペードのキングが ささやいた
ダイヤとペアーの 成立さ
ラストゲームに 勝負がついて
吠えるトラが しっぽを巻いたなら
クイーンと 二人で乾杯さ
勝負の女神の 嫁入りは
今日も きつね日和に なったとさ

夏色ウサギ

夏色ウサギの 話を聞いて
森の中のお城 探したけれど
道に迷って 泣きべそかいた
どこにもないじゃん あるわけないじゃん
なにみて跳ねる 夏色ウサギ 

涙拭いてよ
険しい道に 雨降ることもあるさ
振り返ってごらんよ 君の来た道を
雨上がりの 空に虹
君よ 勇者になれ

 
いじわるキツネが いたずらしても 
森の中のお城 みつけてやるさ
大きなしっぽ 踏んづけちゃうぞ
勇気があるいじゃん ないわけないじゃん
のんきに寝てる 夏色ウサギ

笑顔で行こう
嵐の中で つまづくこともあるさ   
立ち上がってごらんよ 自分の力で
雨上がりの 空に虹 
君よ 勇者になれ

ゾウなのコイなんです

どうなのって きかれるの
そうよ 私は ゾウなのよ
キリンじゃないわ カバでもないの
やっぱり 私は ゾウなのよ
走って 踊って 転んでも
どうなの ゾウかも ゾウなんです
みんな 私を どうにでもして 
どうかな ゾウなの どう ゾウ どうなのよ

コイなのって 感じたの
そうよ あなたに 恋なのよ
キンギョじゃないわ フナでもないの
きっと あなたに 恋なのよ
泣いて 笑って 叫んでも
コイなの 恋かも コイなんです
あなた 私の 恋泥棒ね
コイかな 恋だわ 恋 コイ 恋なのよ

スキップ

カニさんの スキップ 
スキップ スキップ スキップ
どの足と どの足で スキップ
どっちへ スキップ
口笛ふいて 
スキップ スキップ スキップ

イカさんの スキップ
スキップ スキップ スキップ
この足と この足で スキップ
どこへ スキップ
両手をふって 
スキップ スキップ スキップ

エビさんの スキップ
スキップ スキップ スキップ
どの足と どの足で スキップ
うしろへ スキップ
はずかしそうに
スキップ スキップ スキップ

バードウォッチ

きょうも あさから フクロウさん
これカラスてきな いちにちが
たっぷり あなたに メジロおし
おしゃれに カッコウ キジっと きめて
おおぞら タカく トビだす セッカちさん

ウソを ついてた ツミなやつ
マガモで イカルよ ホオアカ
トキどき シメても いいカモメ
アヒルの けっとう サシバがとれて
ケリがついたら なかよく めしクイナ

エレガントな ゾウさん

ゾウさん とっても エレガント
おおきな からだで エレガント
せなかに のれて ありがとう
どうにも ならない なやみでも
どうにか なるよという きみは 
エレガントな エレファント

ゾウさん いっつも エレガント
ながい おはなも エレガント
シャワーに なって ありがとう
どうでも いいのに がんばって
どうにか しようとする きみは
エレガントな エレファント

夢食べる バクちゃん

ふとんに入って 眠ると すぐ
白馬に乗った 王子さま
私をお城に 連れてくの
広いお庭に 豪華なお部屋 
二人で過ごす 素敵な時間は 
まるで 夢のよう 
そうよ 夢よ これは 夢なのよ
そこに バク 
おなかを すかしたバクがくる 
私の夢を 食べにくる
バクバクバク 
楽しい夢を 食べないで 
や~ん バクバクバク 食べちゃった

 
ふとんに入って 今夜も すぐ
えたいの知れない モンスター
私の後ろを ついてくる
ひとり叫んで 逃げまどうけど 
逃げ切れないの 助けて お願い
うそよ 夢でしょう
そうよ 夢よ これは 夢なのよ
そこに バク
おなかを すかしたバクがくる
私の夢を 食べにくる
バクバクバク 
急いで夢を 食べちゃって 
わ~い バクバクバク 食べちゃった

あわうさぎ

おふろで せっけん あわだてて
からだを もこもこ あらうとき
あわの なかから とびだした
あわうさぎ あわうさぎ あわうさぎ
あっちも こっちも あわうさぎ

ふわふわ はねてる しろうさぎ
つかんで もこもこ しちゃったら
あたまの てっぺん のっかった
あわうさぎ あわうさぎ あわうさぎ
あっちも こっちも あわうさぎ

ゆぶねに とびこむ あわてもの
とろけて おぼれて きえちゃうぞ
おけで すくって たすけだす
あわうさぎ あわうさぎ あわうさぎ
ゆぶねは きけんさ あわうさぎ

からだを きれいに ながそうか
シャワーで おゆを かけたなら
ちいさな あなから だいだっそう
あわうさぎ あわうさぎ あわうさぎ
ならんで にげてく あわうさぎ

お空は 動物園

広くて 青い 大空に
ちぎって こねる 白い雲
ヒツジさん 作って 貼りましょう
1匹 だけじゃ さみしいね
ゾウさん カバさん キリンさん
クマさん リスさん ウサギさん
お空は まるで 動物園

広くて 青い 大空に
ちぎって こねる 白い雲
クジラくん 作って 貼りましょう
1頭 だけじゃ さみしいね
イカくん タコくん ヒトデくん
サバくん フグくん イルカくん
お空は まるで 水族館

期待が大事

猫に 小判と 言うけれど
猫に 小判を 渡したら
しっかり お使い 行ってきた
期待して くれれば できるのよ
前向きに 前向きに そう!
あなたの 期待が 大事なの

馬に 念仏と 言うけれど
馬に 念仏 聞かせたら
黙って 木魚を たたいてた
期待して くれれば できるのよ
前向きに 前向きに そう!
あなたの 期待に 応えます

豚に 真珠と 言うけれど
豚に 真珠を つけたなら
セレブの 彼氏と 踊ってた
期待して くれれば できるのよ
前向きに 前向きに そう!
あなたの 期待が そうさせる

くりくりまろん

いがいが ぐりぐり いがグリくん
ちくちく さすのは やめチクリ
トゲを たてたら ぬいちゃうぞ
くりくりマロン くりくりぼうず
だれがクリやねん

ころころ ごろごろ あまグリくん
ぬくぬく たべたい むいてクリ
ツメを たててて むいちゃうぞ
くりくりマロン くりくりたろう
だれがクリやねん

くるくる ぐるぐる マロンクリーム
ぺろっと なめると ほほまろん
ゆびで すくって たべちゃうぞ
くりくりマロン くりくりボーイ
だれがクリやねん

アイスクリームのうた

アイスクリームだよ 冷たくて甘いね
バニラに ストロベリー チョコレート
ちょっと ペロリと舐めて 舌が冷たい
アイスキャンディー  カップアイス
ジェラートも 大好きだよ

アイスクリームって 暑い日においしい
オレンジ パイナップル 果実入り
そおっと スプーンですくう 波の模様さ 
アイスキャンディー  カップアイス
ジェラートも 大好きだよ

アイスクリームはね みんなと食べようよ
妹 お兄ちゃんと お母さん 
やっと 待ってた3時 おやつの時間 
アイスキャンディー  カップアイス
ジェラートも 大好きだよ

タヌキのポップコーン屋さん

ポップコーン ポップコーン
ポン ポン ポン
はじけて おどって おおさわぎ
タヌキの コックが つくるのさ
おなかを たたいて ポ~ン ポ~コ ポ~ン

ポップコーン ポップコーン
ポン ポン ポン
はじけて おどって いいかおり
キツネの おきゃくが かいにくる
おなかを すかせて コ~ン コ~ン コ~ン

ポップコーン ポップコーン
ポン ポン ポン
はじけて おどって おいしいよ
クマさん リスさん よっといで
みんなで たべよう イェ~イ イェ~イ イェ~イ

あいする アイスクリーム

きみは いつも つめたいよ
ぼくに つめたく あたるけど
そんな きみが だいすきさ
ぼくの あいする アイスクリーム

きみは ほんと あまいよ
ぼくに あまく ふれてくる
そんな きみが だいすきさ
ぼくの あいする アイスクリーム

きみは いつも あわてんぼ
ぼくを せかせて とけちゃうよ
そんな きみも だいすきさ
ぼくの あいする アイスクリーム

あんぱん ジャムパン クリームパン

あんぱん ジャムパン クリームパン
うずまきロールと メロンパン
おいしい かおりに くるまって
かくれんぼ しないで でておいで
はさんで のせるぞ トレーとれ

あんぱん ジャムパン クリームパン
めうつり しちゃうぞ クロワッサン
もっちり ふあふあ ぬ~くぬく
くいしんぼ さんたち よっといで
なかよく たべよう は~いはい

あんぱん ジャムパン クリームパン
ちょっぴり かたいね フランスパン
おおきな おくちで かじりつく
あわてんぼ さんたち おちついて
ゆっくり たべよう パ~ンパン

たこ焼き星

南の風に 乗って
ソースの 香りがやってくる
アツアツ ホットな 鉄板に
内側 トロトロ 外 カーリ カリ 
でんぐり返しが お上手ね
まんまる地球の 焼き上がり

南の風に 乗って
おしゃれな お船がやってくる
アツアツ ホットな たこ焼きに
ソースが トロトロ のり パーッ パッ
仲よく ならんだ 惑星は
水金地火木 土星だね

南の風に 乗って
たこ焼き 星がやってくる
アツアツ ホットな たこ焼きに
ほっぺが ホクホク たこ コーリ コリ
おいしく 食べちゃう 惑星は
たこ焼き星の 地球だね

はずかしがりやの いちごちゃん

いちごは とっても はずかしがりや
はずかしすぎて かくれんぼ
だいふくもち のなかに かくれんぼ
あまい あんこに くるまって
きみが さがしにくるのを まってるよ
「あぁ いちごちゃん みーつけた」

いちごは とっても はずかしがりや
はずかしすぎて かくれんぼ
ショートケーキ のうえで かくれんぼ
しろい ドレスで おしゃれして
きみが さがしにくるのを まってるよ
「あぁ いちごちゃん みーつけた」

いちごは とっても はずかしがりや
はずかしすぎて とろけちゃう
やきたてパン のなかで とろけちゃう
あまい かおりに つつまれて
きみが さがしにくるのを まってるよ
「あぁ いちごちゃん みーつけた」

いちごは とっても はずかしがりや
はずかしすぎて かくれんぼ
れんにゅうさん のなかに かくれんぼ
しろい ミルクに そめられて
きみが さがしにくるのを まってるよ
「あぁ いちごちゃん みーつけた」

ドーナッツのうた

わっかに なった ドーナッツ
あなの あいた ドーナッツ
まんなか どこへ いったのか
ふしぎだな ふしぎだね
まんなか さぁ さがせ

わっかに なった ドーナッツ
あなの あいた ドーナッツ
ふくろの なかを のぞいても
からっぽだ なんにもない
まんなか どこに ある

わっかに なった ドーナッツ
あなの あいた ドーナッツ
まんなか ないのが ドーナッツさ
ほんとだよ おいしいな
ドーナッツ さぁ たべよ ペロリ

くすぐる チョコレート

チョコ ちょこっと チョコレート
ちょこっと つまんで したのうえ
こちょ こちょ こちょっと
ほっぺた くすぐる チョコレート

チョコ ちょこっと チョコレート
ちょこっと とろける くちのなか
こちょ こちょ こちょっと
かおりで くすぐる チョコレート

チョコ ちょこっと チョコレート
ちょこっと ほほえむ たれめがお
こちょ こちょ こちょっと
ハートを くすぐる チョコレート

やきめし ピラフ チャーハン

びっくり どっきり やきめし
ピラフに チャーハン
おひるのじかんに いいかおり
おみせにつくなり ちゅうもんさ (ヘイ)

びっくり どっきり やきめし
ピラフに チャーハン
テーブルのまえに はこばれた
かがやくごはんが まぶしいぜ (イェイ)

びっくり どっきり やきめし
ピラフに チャーハン
スプーンですくって ほおばると
ほっぺたおちちゃう おいしさだ (グー)

かば焼き うなぎの ロックンロール

だから かばちゃうねん って 言うってるやん
でもな かば焼きって 言うねんなぁ
きっと きみ ぼくを よう つかまえへんでぇ
だって うなぎやでぇ かばちゃうでぇ
開いて 焼いて タレつけて
うちわで あおいで かおりたつ
まいど おおきに 食べてって

ちょっと 待ってや 待ってや 待ってなぁ
白いご飯を どんぶりに 
かば焼きのせて タレかけて 山椒ふれば
はい お待ち さあ さあ 召し上がれ
うな丼 さあ 召し上がれ
「お勘定、千円札で!」 「はい、おつり 百万円!」

 
だから かばちゃうねん って 言うってるやん
でもな かば焼きって 言うねんなぁ
ほらな きみ ぼくを よう つかまえへんやん
みてみ うなぎやもん かばちゃうもん
開いて 焼いて タレつけて
うちわで あおいで かおりたつ
まいど おおきに 食べてって

ちょっと 待ってや 待ってや 待ってなぁ
白いご飯を 重箱に 
かば焼きのせて タレかけて 山椒ふれば
はい お待ち さあ さあ 召し上がれ
うな重 さあ 召し上がれ
「おっちゃん、儲かってる?」 「ぼちぼちでんなぁ」

ワサビ カラシ マヨネーズ ケチャップ

だって ワサビしいわ
こころ マヨネーズ
「ねっ」て カラシいわ
そんなの ケチャップ
つめたいわ れいぞうこ
わたしを さがしてよ
あなた あじしらずね

きょうも ワサビしいわ
きのう マヨネーズ
ちょっと カラシいわ
こんなに ケチャップ
いろどりは きれいでしょ
わたしを つかってよ
あなた あじつくりね

野菜の やさ愛

野菜 やさしく 愛して やさ・あ・い
きみの 体を思えば やさ愛 野菜
ニンジン ダイコン ジャガイモ ゴボウ・・・
やさしい 大地の愛に いだかれて
きみに 会うのを 楽しみに
大きく 元気に 育ったら
焼いたり 煮込んで 食べちゃって
野菜 やさしく 愛して やさ・あ・い

野菜 やさしく 愛して やさ・あ・い
きみの 成長願えば やさ愛 野菜
ピーマン キュウリ ナ~スビ トマト・・・
やさしい 自然の愛に つつまれて
きみに 恵みが 届くように
大きく 元気に 実ったら
漬けたり かじって 食べちゃって
野菜 やさしく 愛して やさ・あ・い

流しそうめん

まぶた 閉じたこと 感じたとき
みえてくるものは 過去ばかり
まぶた 開けて見る光景は
そう 未来(あした)の始まりさ

竹筒を流れて 行ってしまった そうめんは
もう 過去のことだから 切なくなるね
今 僕は流れてくる そうめんを
閉じた まぶたの奥でしか みることができない

今度こそは 今度だけは のがさない つかみとる
おハシ 持つ手が ふるえても
そうめんつゆ 持つ手は こぼさない
さぁ 来い そうめん ( 流れて来い そうめん )

 
おハシ 閉じたこと 感じたとき
つかんでるものは 水しぶき
おハシ あげて見る光景は
あぁ 自分の不甲斐なさ

竹筒を流れて 勢いつけた そうめんは
そう 未来(あした)の始まり ワクワクするね
今 僕は流れ出した そうめんを
あげた おハシの先でしか とることができない

今度こそは 今度だけは 逃さない つかみとる
おハシ 持つ手が 早くても
そうめんつゆ 持つ手は 遅れない
さぁ 来い そうめん ( 流れて来い そうめん )

マシュマロ

お皿の上に マシュマロ 2つ
カガミのなかにも マシュマロ 2つ
合わせて マシュマロ 4つ
ぼくが 1つ マシュマロ 食べると
カガミのなかで
きみも 1つ マシュマロ 食べる
のこった マシュマロ 2つだけ・・?
4つ あったのに・・・

お皿の上に マシュマロ 1つ
カガミのなかにも マシュマロ 1つ
合わせて マシュマロ 2つ
ぼくが 1つ マシュマロ 食べると
カガミのなかで
きみも 1つ マシュマロ 食べる
お皿に マシュマロ なくなった・・?
2つ あったのに・・・ 

クリームソーダのうた

ちゅうもん どおりに 
クリームソーダが やってきた
エメラルドいろの ふかいうみ
せいたかのっぽの ストローが 
メロンソーダに とびこんで
シュワッと あわに つつまれる

ぼくが たすけて あげようと
ひとくち のんだら あまーい 
ソーダが ほっぺで シュワシュワさ  
クリームソーダに おぼれちゃう

 
ま~るい フロート 
クリームじまが ういていた
あかいゆうひの さくらんぼ 
ぎんいろしっぽの  スプーンが
クリームじまに とびおりて
ガブッと しまを かじっちゃう

ぼくが スプーン つかまえて
ひとくち なめたら あまーい
クリーム おくちで トロトロさ
クリームソーダに とろけちゃう

ちり鳥

紙くず落ちてると やってくる
ぼくが掃いてる ホウキのそばに
大きく羽を 広げてやってくる
いっぱい紙くず 抱えて飛び立つと
ゴミ箱に向かって 一直線
紙くず落とし込む ちり鳥は
とっても大事な お友達

 
枯葉を集めると やってくる
ぼくの持ってる ホウキのそばに
大きく羽を 広げてやってくる
どっさり枯葉を 抱えて飛び立つと
ゴミ箱に向かって 一直線
枯葉を落とし込む ちり鳥は
とっても素敵な お友達

みかん “オレンジビ~ム”

おやまのだいちに しめいをうけて
まるいみかんが みをつけた
あおい みかんは まだはやい
きいろい みかんを みつけたら
おさるは じょうずに かわをむく
きみも じょうずに むけるかい
あまいみかんを たべたなら 
めだまのおくから “ オレンジビ~ム”

 
かじつのめぐみを コップにうけて
あまいみかんが しぼられた
あおい みかんは まだはやい
じゅくした みかんを しぼったら
ストロー コップに つきさして
こおりを すこし いれるかい
てんねんジュースを のんだなら
ストローさきから “ オレンジビ~ム”

たぬきうどんのうた

さぬきの たぬき うどんや たぬき
おきゃくの たぬきの ちゅうもんは
しろみと きみの たまごの のった つきみうどん
ひとくち すすれば おいしい うどんに
ごきげん たぬきは たれめがお
さぬきの たぬきは うどんが だいすき

 
きょうとの たぬき うどんや たぬき
おきゃくの たぬきの たべるのは 
きざんだ あげに くずあん かけた たぬきうどん
ひとくち すすれば おいしい おだしに
ごきげん たぬきは はらつづみ
きょうとの たぬきも うどんが だいすき

プリンのうた

カップのなかに いるときは
しっかり かたちが ととのうの でもね 
おさらのうえに のるときは
ちょっぴり プルプル ふるえるの
それなのに それなのに
しろいなまクリームの ゆきがのるわ
もう からだが くずれちゃいそうよ
プルプル プリン プリプリ プリン
プリンて プリンて やわらかい

 
おやまのてっぺん カラメルが
しっとり あまくて おいしいの でもね
スプーンいれて とるときは
ちょっぴり プルプル ふるえるの
そんなとき そんなとき
したのうえでつるりん とろけてくわ
もう からだが くずれちゃいそうよ
プルプル プリン プリプリ プリン
プリンて プリンて やわらかい

飴 と どっち

飴とムチなら 飴
飴は甘くて 好き
ムチは痛くて いや
ぼくはやっぱり 飴がいい

雨と雪となら 雪
雪はきれいで 好き
雨は憂鬱で いや
ぼくはやっぱり 雪がいい

飴とチョコなら ううっ・・
飴は甘くて 好き
チョコも甘くて 好き
ぼくはどっちか 選べない

色鉛筆たちの ミュージカル

一人一つ それぞれの
衣装を 身にまとい
揃って並ぶ その位置は 
自分のカラーで 決まるのよ
憧れの 白いステージに 上がる順番は
あなたの 気まぐれ演出で 変わるけど
最初に ステージ上がるのは 
少し ダークカラーの 私から

あなたは 優しいタッチで リードして
私は 導かれるままに 身を任せるの
小さく 細かい ステップ踏みながら
ステージは あなたの 思いどおりに 描けるわ

 
一人一つ それぞれの
役柄 演じるの
アドリブだけの その役は
自分のカラーが 引き立つわ
削れる 強いステップに 心折れそうよ
私の 出番はここまでで 代わるけど
最後に ステージ上がるのは
少し ライトカラーの ニューフェース

あなたは いつものタッチで リードして
あの娘は ステージ 一杯に踊りまわるの
大きく 激しい ステップ踏みながら
ステージは あなたの 思いどおりに 仕上げるわ

ゴルフボールの詩

羽が あるわけじゃない
ジャンプ できるわけじゃない
なのに あなたは もっと遠くへ 飛べって言うの
そんなの あなたの 腕次第じゃない
ちゃんと 狙い通りに スイングしてよ
私 もっと 飛びたいわ

水着 あるわけじゃない
泳ぎ できるわけじゃない
なのに あなたは いつも池に 打ち込んじゃうの
そんなの あなたの ミスショットじゃない
ちゃんと 狙い通りに ショットをしてよ
私 今日も おぼれるわ

風が あるわけじゃない
バック できるわけじゃない
なのに あなたは ピンの近くへ 行けって言うの
そんなの あなたの 腕次第じゃない
ちゃんと 狙い通りに パティングしてよ
私 ほんと 疲れるわ

目覚まし時計の ロックンロール

まぶしい 朝の日差しに
目覚まし時計の ロックンロール
耳ざわりな ロックンロール
おまえを 捕まえたなら
忙しい 朝が始まるのさ
いつになっても 上手くない
おまえの ロックンロール
少しは 腕を上げろよ
さわやかな朝を おれにくれないか

 
明日の 朝も予約さ
目覚まし時計の ロックンロール
耳ざわりな ロックンロール
おまえを セットしたなら
約束の 曲が始まるのさ
きっと明日も 上手くない
おまえの ロックンロール
いつかは 腕を上げろよ
ノリのいい朝を おれにくれないか

へイ! マイク

言葉にいっぱい 想いを込めて
君は僕に 話しかけるけど
いつも僕は あいづちを打たない
ただ聞き上手で いたいだけさ
聞こえないほど 小さな声で 話しかけても
僕が大きな声で 言葉を伝えてあげるよ
そんな僕は 名前を聞く君に 答えないけど
みんな こう呼ぶのさ「へイ!マイク」・・てね

 
言葉にメロディー ミックスさせて
君は僕に 歌を歌うけど
いつも僕は 手拍子を打たない
ただ聞き上手で いたいだけさ
伝えたい歌詞 震わせる喉 届かなくても
僕が遠くの人へ 想いを届けてあげるよ
そんな僕は 名前を聞く君に 答えないけど
みんな こう呼ぶのさ「へイ!マイク」・・てね

ヘルスメーター (体重計)

きみの 背中に のっても
何も 言わないけど
私の 目の前に そっと
数字を 差し出すの
私の 思うより 少し
おまけして くれるけど
私はため息 返してしまうのよ
鈍感ね ヘルスメーター くん

私の お腹に のってる
お肉 減らないけど
きみの ごきげんに そっと
身体を 預けるの
きみの 気遣いで 少し
軽くして くれたなら
私は感激 おなかが空いちゃうわ
鈍感ね ヘルスメーター くん

きって と おてがみ

おてがみ だすなら ついてくわ
かならず わすれず はってよね
きっても きれない えんだから
あーかい ポストは てれやさん
てわたす おてがみ たべちゃった

はいたつ するなら けしいんを
かならず わすれず おしてよね
きっても きれない えんだから
とどけに くるのは ポストマン
だいじな おてがみ くばります

おてがみ きっても ついてくる
かならず わすれず はってるね
きっても きれない えんだから
おうちの ポストに やってきた
もらった おてがみ うれしいな

自動ドア

君が 前に立ったなら
そっと 開けてあげるよ
カギもいらないし ノブもいらない
そばに 来てくれたなら
それだけで いいのさ
気がねなく 入っておいでよ
よく来たね ごきげん どう
ドアは そのままに 
ぼくが 閉めるから

君が 帰る時だって
そっと 開けてあげるよ
荷物持ったかい 上着着たかい
ここに 来てくれたなら
それだけで いいのさ
気おつけて 帰って行きなよ
また来てね ごきげんよう
ドアは そのままに 
ぼくが 閉めるから

紙コップのうた (ホットコーヒー編)

ため息一つで 飛んでゆく 
薄くて軽い 紙コップ 
熱々 濃い目のコーヒーを
何のためらいも無く 注がれて
柔な私は 耐えるだけ

輝き無くして 溶けてゆく 
白くて甘い 角砂糖 
熱々 苦めのコーヒーに
ちょっと優しさ加え 飛び込んで
あっと言う間に かくれんぼ

傾き任せに 落ちてゆく 
好みで少し ミルク入り
熱々 濃い目のコーヒーに
ちょっと色取り加え 混ぜられて
回る渦巻き みてるだけ

貴方は私を 握り締め
あちちと 息を吹きかける
飲まれて潰され 捨てられる
ほんの一時だけの 人生も
夢が叶ったと 慰めた

割り箸の歌

どうして離れ離れにならなきゃ ならないの
いつも一緒にいたじゃない 離さないで
無理やり引き離される あなたと私
まるで 彦星と織姫ね
二人の間を 阻むのは 
天の川じゃなくて トンカツなのね
割って割られて 私たち 
おてもとの 割り箸なのね

どれだけ離れ離れにしたなら 気が済むの
みんな勝手に割るじゃない 壊さないで  
力で引き離される あなたと私
まるで ロミオとジュリエットね
再び一緒に なれるのは 
使い終わった後の ゴミ箱なのね
割って割られて 私たち 
おてもとの 割り箸なのね

ケイタイ電話

ケイタイ電話が 震えてる
何が怖くて 震えるの
狭くて暗い ポッケの中で
一人ぼっちが 怖いから
早く出してと 震えてる
プルプルプルル だ~れもでんわ

ケイタイ電話が 泣いている
何がつらくて 泣いてるの
遊んでくれる お相手無くて
一人ぼっちが 寂しいよ
一緒にあそぼと 泣いている
ピロピロピロロ だ~れもでんわ

ケイタイ電話が 歌ってる
何かいいこと あったのね
突然あの子 連絡くれて
上がるテンション 止まらない
もうすぐ会えると 歌ってる
ランランラララ まったくでんわ

冷蔵庫

ただ冷たいだけの 私じゃないの
あなたのために 冷めてるの
温めたいなら レンジにお願いよ
私のハートは 冷気で凍りそう

今年の夏は 暑いから 
麦茶もビールも ぬるくちゃ台無しよ
ビリビリ しびれる電気が走ったら
キンキン 冷やしてあげるから 
あなたは グイグイ 飲み干して

 
ドア開いただけの 明かりじゃないの
あなたのために 点けてるの
もったいないなら さっさと閉めるのよ
あなたの心に 明かりは灯らない

真夏の午後は 暑いから
スイカもアイスも 冷えなきゃ台無しよ 
ビリビリ しびれる電気が走ったら
キンキン 冷やしてあげるから
あなたは ガリガリ 召し上がれ

せんぷう機

君は いっつも 首を振るけれど
ぼくのことが 嫌いなの 
こっちを向いて お話してよ
風を 吹きかけるだけの 君
首の根っこを つまんだら
天井見上げて 上の空
涼しい顔した クールな君なのさ

夏は いっぱい 汗をかくけれど
君の風を 待ってるの
こっちを向いて はね回してよ
風を 待ち受けるだけの ぼく
君に向かって お話したら
声が震えて 宇宙人
涼しい風吹く クールな夏なのさ

インターホンのうた

あなたが わたしに ふれたなら
おおきなこえで さけんじゃう
「ピンポ~ン」
おうちのひとが やってきて
「は~い、どちらさま」って たずねたの
あなたは うちへ おこしの おきゃくなのね
わたし はやとちりの インターホン

あなたは わたしに しゃべるけど
おうちのひとに つつぬけよ
「どうぞ~」
ロックがあいて まねかれて
「は~い、おまちどう」って ごたいめん
あなたは うちへ おこしの おきゃくなのね
わたし はやとちりの インターホン

あなたが わたしに ふれてすぐ
もうダッシュで はしりさる
「ピンポ~ン」
おうちのひとが へんじして
「は~い、どちらさま」って たずねても
あなたは すがた けしちゃう わるいひとね
わたし なみだしちゃう インターホン

お風呂上り バスタオルマントマン

お風呂上りに 身にまとう 
長くて大きな バスタオル
頭をふけ 体をふけ
ふき残しは 湯冷めするぜ
そのとき 変身するのさ
バスタオルマントマンに
(ママ) 「パンツをはきなさい」 (ぼく) 「それはあと」
(ママ) 「パジャマを着なさい」 (ぼく) 「まだ早い」
ひるがえす マントに 風を受けて 
走り出せ 無敵の バスタオルマントマン

 
お風呂上りに 飲むミルク
冷やしておいたら 最高さ 
コップを持て こぼさず飲め
飲み残しは ゆるさないぜ
そのとき 助けを呼ぶのさ
バスタオルマントマンに
(ママ) 「ろうかを走らない」 (ぼく) 「それはそう」 
(ママ) 「テレビを切りなさい」 (ぼく) 「敵はここ」
ひるがえす マントに パワー受けて 
戦うぜ 無敵の バスタオルマントマン